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おてんばで難しいお年頃な姫ちゃん(高3) &伸び盛りで暴れん坊な太郎くん(中1) 日々進化中!


by 母上

同じ想い…

葬儀が終わった翌々日は日曜日でした。
とってもいい天気です。
昨年のお盆に父とお墓参りに行った事を思い出しました。
あの時が父が歩いている姿を見た最後でした。

すぐに雑草が生えちゃうんだよね~
しかも、棘のある頑固なヤツが痛くてね…
なんて思い出していたら、無性に掃除に行きたい衝動にかられました。
母は足が悪くて、しかも車の運転ができないからお墓の掃除なんて行けません。
父が入る所なので一度キレイにして来ようかな。

ハサミとゴム手袋とスポンジを持って、姫ちゃんと二人で出かけました。
姫ちゃんは実家のお墓は初めてです。
霊園に着いてから、お花を買って来なかった事に気づきました。
しまった~ お花を忘れちゃった
でも、今日はお掃除とお線香だけで許してもらおうね!
掃除する気満々でお墓に向かうと…
「えっ キレイじゃん」
雑草は全くなくて、活き活きとしたお花が手向けられています。
「誰か来たのかな?」
お線香だけあげて実家に向かいました。

午前中早い時間に母と弟がお掃除に行ったそうです。
私が姫と掃除に行ったら何もすることが無かったと話したら笑っていましたが嬉しそうでした。
「お掃除に行ってくれてありがとう」と言う母。
「なんにもしなかったけどね」と私。
「ママもバアバも同じ考えだったんだね」と姫。
みんな同じ想いでした。

帰りの車の中で姫ちゃんが「飛ばしていい?」と…
BGMはいろんな人の曲をランダムで流しています。
なんとなく聴いているけど、中には古い曲も入っているので子どもにはつまらないのかもしれません。
「いいよ」
1曲スキップした後はずっと流れるのを聴くだけで1度もスキップしません。
なんの曲だったっけ? あの曲だけが嫌だったのかな?
なんて思い出していたら、そっか!あの曲だから聴きたくなかったんだと納得しました。
姫がスキップしたのは、平井堅の【大きな古時計】でした。
詩がリンクしちゃって嫌だったんだね。

# by stretch_tongari | 2020-06-13 23:35 | 母上のため息 | Comments(0)

お別れ

結婚式と違って、葬儀の準備は短時間で決めなければいけません。
何をどうしたらいいのかわからず、葬儀社の方のご意見を聞きながら、宗派に沿って準備をしました。

父はお花が好きでした。
花の種を蒔いたり、挿し木で増やしたりするのが好きでした。
そんな父だったので、お花がいっぱいの祭壇にしていただきました。

お別れ_b0026388_22154959.jpg

ホールに入った時から、祭壇の美しさ・細かい所への心遣いが嬉しくて涙が出ました。
「お父さん綺麗にしてもらって良かったね」
姫ちゃんはジイジの姿を見て、葬儀の前からシクシクでした。
十数人の家族葬でしたが、とっても満足な葬儀でした。

葬儀の相談をしている時に「棺に入れてあげたいものはありませんか?」と聞かれました。
15年前、父は皇居で天皇陛下から勲章を頂きました。
それを入れてあげたい。
飾ってある大きな賞状と勲章を見た葬儀社の方は、勲章なんて見るのは初めてとおっしゃっていました。
勲章は金属なので棺には入れられないでしょうから、賞状を棺に入れて、勲章は骨壺に入れて納骨したいというのが家族の意見でした。

勲章なんて誰でももらえる物じゃないのにもったいない。賞状も燃やしてしまうなんて…と反対する親戚もいました。
でも、私たちは父が頂いた物なんだから、もらった本人が持っているべきだという考えです。
確かに「燃やしてしまう」と言えばそうなのかもしれませんが、私たちにしたら「持って行ってもらう」なのです。
記念に残しておいても、数十年経って処分に困って捨ててしまったりするより、持って行ってもらった方が絶対に父は喜んでくれると思ったからです。
なんてことしてくれた!なんて怒る事はないと確信しています。
家に帰ってから、遺骨の納められた箱に勲章をつけました。

お別れ_b0026388_22153729.jpg

胸につけてるみたいじゃない?
遺影の父の胸には勲章がついています。
その姿はこれからもずっと見られます。
家からなくなっても、父が持っているのだからいいのです。
親戚の想いも、私たちの想いも、どちらも父に対する愛情です。

お父さん これで良かったよね?

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# by stretch_tongari | 2020-06-08 22:21 | 家族が病気になる | Comments(0)
父が病気になってから約4年。
昨年の夏にあと2~3ヶ月と宣告されていた父。
それからは足も動かなくなり、コロナの影響で家族との面会もできなくなり、勝てない病と孤独と痛みに耐える時間を過ごしてきました。
頑張り過ぎるくらい頑張りました。

家族を集めてと連絡があったのが14時半頃でした。
すぐに子ども達を連れて出かけました。
高速は順調でしたが、246の事故渋滞にはまり…
病院に着いた時は、息を引き取って約10分後でした。
間に合わなかった…
渋滞さえなければ…

痩せこけているのは、かかっている布の上からでもわかりました。
「頑張ったね お疲れ様」

母は暑い時期だから、自宅ではなく斎場で葬儀の日まで遺体を預かってもらうと言っていましたが「一度も家に帰れないのはかわいそうだよ。帰してあげたい」と言ったら納得してくれました。
「やっと帰ってこれたね」
母もやっぱり自宅に帰ってきて良かったと言ってくれました。
家族も親戚も随分前から覚悟はできていましたから、みんな「よく頑張ったね」と父をねぎらってくれました。

先月亡くなった義母さんは、子ども達が生まれる前から寝たきりでした。
同じ家に住んでいても、子ども達とはあまりコミュニケーションはとれませんでした。
父とは最近は年に数回しか会えませんでしたが、会話もしているし、一緒にご飯も食べたし、時には怒られたりもしました。
幼稚園の頃は敬老の日の集まりにわざわざ遠くからきてくれました。
想いも少し違うようです。

明日、最後のお別れとお見送りをしてきます。

お父さん 今までありがとう

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# by stretch_tongari | 2020-06-04 13:32 | 家族が病気になる | Comments(0)

工事のいらない… アレ

長年見て見ぬふりをしてきた我が家のネット環境。
15年以上、ず~っとADSLで不自由はありませんでした。
でも、ここ数年は子供たちのゲームなどもWi-Fiで繋ぐものが多くなって、ちょっと不便を感じ始めていました。
ADSLもいずれサービスが終わる事を考えると、やはり変える時期?
でも、光にするには工事をしないといけないのよね…
とためらっていました。
そこで、工事のいらないやつをね…
最近CMでもよく見るようになったアレに変えたんです。
ところがこれが繋がらない…
それでも、時間をずらす等してやり過ごしていました。

コロナウィルスでの休校が長引き、姫ちやんに通う高校からは授業の配信や、リアルタイムでオンラインホームルームが行われるようになっています。
太郎君の中学からもICT教育の導入にあたってのネット環境のアンケートがありました。
いずれそうなった時に、今のままでは無理!
6月から学校が始まるかもしれないけれど、以前のような授業ができるかどうかわかりません。
高校からは分散登校にするかも…と連絡がきています。
第2波が来た時にまた休校ってなったら…

こうなったらもう仕方ない って事で、やっと我が家も光になりました。
工事のいらないアレに「ぜんぜん使えないくそWi-Fi」と言っていた太郎君は、コロナのおかげで念願の光になって喜んでいます。
母上も、PCはゲームが終わる時間を待って使っていたりしたので、気にしなくて良くなり快適です。

アレは3年契約だったので1年足らずでの解約で解約金が発生してしまうのは痛いのですが…
本当に使えなかった!

# by stretch_tongari | 2020-05-23 14:51 | 母上のため息 | Comments(0)
数カ月ぶりに父に会えました。
思っていたよりも顔色がよくて驚きました。
「来たよ~」と声をかけると「なんで来たのよ」と…
泣かれるかと思っていたのに、まさかの塩対応(笑)
久しぶりに成長した子供たちの顔を見せることができました。
看護師さんに託した太郎くんの写真は、ちゃんと見ることができたそうです。

ほとんどテレビも見なくなっていた父は、世界中で猛威を振るっているコロナウィルスの事は知らなかったようです。
学校が3ヶ月も休みとか、外出自粛とか、外出時はマスクをするとか、私たちが話をしていてもピンと来ないようでした。
時々目をつぶって私たちの会話を聞いている父の表情は、痛みがあるのが嘘のように穏やかです。

Drの話を聞くことができましたが、ずいぶんと頑張ってきたけれど、いよいよ厳しい。
2週間は難しいでしょうと…
最期の時の延命処置はしなくてもいいかという事を聞かれました。
やった所で数十分の延命の為に骨を折ってしまうかもしれないと
最期に痛い思いをさせるのはかわいそうだと
勿論、私達だって同じ想いです。
延命はしなくていいと言いました。

面会できたのは20分くらいでした。
おそらく、これが本当に最後だと思います。
最後に見る父の表情がとても穏やかだったことに救われました。

「また来るからね バイバイ」と手を振りました。
出にくくなった声で「ありがとう」と…


神様がいるのならばお願いしたい。
また父に孤独な時間を与えないでください。
もう自由にしてあげてください。
家族の元に戻してください。

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# by stretch_tongari | 2020-05-17 12:13 | 家族が病気になる | Comments(0)

家族の死

GWを越せた義母さんでしたが、数日前から何度か様態が悪くなり、病院から今すぐ来るようにと呼ばれる事がありました。
姫ちゃんは自分の誕生日がバアバの命日になるのは嫌だと言っていました。
きっとそうならないように義母さんも頑張ってくれたのでしょう。
姫の誕生日から4日後に息を引き取りました。

家に戻ってきた義母さんは、とても穏やかな顔をしています。
病気をしてからは表情が少なくなってしまいましたが、微笑んでいるようにも見えます。
長い間お疲れさまでした。
不自由だった身体から解放され、きっとラクになったと思います。

姫と2人で枕飾りに供えるお団子を作りました。
「姫が作ってくれたんだもん。きっとバアバも喜ぶよ」
初めての事でしたが、心構えができていたので上手に作れました。

家族葬での1日葬でしたが、子ども達は学校がお休みだったので、遺体が戻ってきてからの一連の動きを全て見ることができました。
お線香をあげるのは初めてです。
病気をする前の義母さんの遺影に「なんだかバアバじゃないみたい」と、知らない人を見ているかのようでした。
湯かんや納棺の儀にも立ち会いました。
葬儀での焼香も初めての子ども達。
言葉は不謹慎かもしれませんが、いい経験になった事でしょう。

無事に終わってよかったね

葬儀が終わって帰宅して、着替えてホッとしたら実家から電話がかかってきました。
父が痛みがひどくて個室に移ることになったと…
今日なら特別に短時間だけ顔を見ていいと言われたと…

「今から行くよ」

葬儀が終わったばかりでしたが、すぐに父の病院へ向かいました。
県をまたぐ不要不急の外出は控えろと盛んに言われていますが、今回ばかりは控えていられません。
子ども達はお正月以来ジイジの顔を見ていません。
父だって、何ヶ月もずっと孤独だったに違いありません。
その間に太郎君は中学生になり、姫ちゃんは有権者になりました。
ここで顔を見られなかったら、二度とチャンスはないと思いました。

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# by stretch_tongari | 2020-05-14 11:59 | 家族が病気になる | Comments(0)
もって数日と言われた義母さんは、奇跡的に持ち直したようでした。
でも、すでに意識はありません。
緊急事態宣言発令にともなって義父さんの泊まり込みも控えるようになりました。
様態は良くなる事はありません。
Drからは長期になることはないと言われました。
GWは無理だろうと…

どちらも、今の情勢を考えて最小限の家族葬で済ませようと話をしています。
こんな時期に2人同時だったらどうしよう。

「いつ何があっても」という状態は変わりませんが、2人ともGWを越す事ができました。
きっと、GW中に誕生日を迎える太郎くんと姫ちゃんをお祝いできるように頑張ってくれているのでしょう。

姫ちゃんは18歳、太郎君は13歳になりました。

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# by stretch_tongari | 2020-05-06 11:56 | 家族が病気になる | Comments(0)
4月の初め、義母さんが緊急入院しました。
うっ血性心不全で全身がむくんでしまいました。
肺炎もあるようです。
家族が呼ばれ「今夜が山場です。もって数日でしょう」と言われました。
もう18年以上もベッドの上です。
脳梗塞が原因で体は麻痺して動きません。
途中からは食べる事も出来なくなり、長いこと胃ろうから栄養と水分を摂っていました。
もう十分すぎるくらい頑張りました。
義父さんは病室に泊まり込む許可をもらって連日付きっきりです。
家に居ても心配で眠れないそうです。


一応私の実家にも連絡だけしておこうかと話していたら母から着信。
半年前に余命宣告をうけた父もいよいよその時が近いと…
コロナのせいで家族ですら面会ができなくなってもう2か月です。
Drの計らいで、ほんの短時間だけ顔が見られたということでした。
母の顔を見た父は泣いていたと…同じ時期に人生を終えようとしている2人…

かたや24時間つきっきりで、かたや何か月も家族に会えず…
子ども達の前だったけど涙が止まりませんでした。
姫は「ベッドにいるバアバしか知らない」と…
そうだよね。君がお腹にいる時だったからね。
「バアバは姫と太郎の事はわかってるのかな?」
「ジイジはずっと一人で病院にいるんだよね…」
「2人に何もしてあげてないのに」と声を詰まらせて泣いていました。

父にはできるだけ子供たちの顔を見せたいと思っていました。
時間はあるのに情勢がそれをゆるしてくれません。
最期のお別れもできないなんて…
悲しすぎる。

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# by stretch_tongari | 2020-04-16 23:40 | 家族が病気になる | Comments(0)